なぜ 10GbE な NAS を作ったのか
もともと、Thunderbold 2 の RAID ケースを使っていましたが、α7RⅢ を購入してからというもの、インポートの遅さが躊躇に現れ始め、インポート内に動画が入っていた場合、読み込み2時間(UHS-II の SD カードを使用しているにもかかわらず)と表示され、早く確認したいのに見られない・・・ストレスを感じていました。
そこで、いろんな記事をみて思ったのが(以下参考に見ていた記事です)
- 「10Gbps化」でギガビットNASの限界突破! 後から拡張できるQNAP「TS-453Be」を拡張してみた【イニシャルB】 - INTERNET Watch
- Synology DS1618+ に10GbE NICを追加して、SSD×6台のRAID0構成のNASとAKiTiO T3-10Gを使ってみた! – アキバのアミュレット店員がやってみた
爆速って書いてあって惹かれたのが正直です笑
10GbE な NAS を構築するまでの予算
- NAS TS-431X2 ¥57,700 (2019年4月)
- HDD WD80EFAX ¥100,904 (2019年4月)
- 10GbE ネットワークハブ QSW-804-4C ¥53,656 (2019年7月)
- SPF+ ケーブル ¥2,400
- PCI 3.0 AQN-107 ¥8,919
合計( RJ-45 LAN ケーブルは除く ) ¥223,579 でした。これが費用対効果があるかどうかを考えると、のろのろ hDD を使わずにストレス無く作業できたことを考えるとあるのかなと思います
どうやって運用しているのか
Lightroom で読み込み先を TS-431X2 にしています。α7RⅣ の読み込みを SONY の SD カード・PROGRADE SD カードリーダー を利用していますが、SDカード・カードリーダーを UHS-II 対応しているためかストレスなく、インポートが出来ています。
その他、動画編集で使ったアーカイブに関しては NAS に保管をしています。 基本的には、写真用に購入したので、ファイルのやり取りは SMB で接続して行っています。
バックアップ問題
NAS は合計 32TB で RAID 5 を組んでいます。そのためバックアップは必要な物だけにしています。必要なものは、写真データですがバックアップ先は、Amazon Prime Photo と、外付け HDD です。
QNAP NAS には、クラウドストレージへのバックアップ機能があるので、バックアップしたいファイルといつバックアップを作成すればいいかを選択するだけでバックアップ設定をすることができます。 ただ、EOS R の CR3 ファイルは、無料枠外になっているので CR3 はバックアップできておりません。(仕事で利用するときは、α7RⅣ がほぼなので、必要なものはバックアップできています)
外出先からも参照できる
Lightroom Classic を使っており、Lightroom CC も外出先でも確認出来るように Lightroom CC に同期をしていますが、動画ファイルは含まれていないため、ちょくちょく外出先から、NAS の管理画面からファイルを取り出すことが出来ます。地味だけど、結構便利。
まとめ
外付けの HDD と比べると、値段が高くなりますが速度や RAID による安心感は増えました。また、外出先からも閲覧することができるので、総合的に買ってよかったとものです。